ぶらぶらマーケティング日記

ぶらぶら街中を歩いて思いついたことを記録します。。。

有効求人倍率について

みなさん、こんにちは。cloud141です。最近、新聞などで有効求人倍率が1を超えた、と報道されていますが、これってどうも私の実感と合いません。ネットでの求人などでは都心の有名な会社などの求人では募集人数1に対していまだに2桁から3桁の応募があるそうです。この案件、いま何人の人が応募しています、とわかればいいのですが、募集するほうはできるだけ応募してもらってそのなかから一番条件のいい人を選びたいから、わざわざ応募件数が減ってしまう応募人数は教えないでしょう。一方、応募するほうも、そんな事情はおおよそ察しているので念のため複数に応募します。つまり、そうなるとますます応募者が増えます。可能性が少ないとわかりつつもそうした求職活動をしなければならないのは、つらいものがあります。ちなみに有効求人倍率は「公共職業安定所で扱った月間有効求人数/月間有効求職者数」が算出根拠になっているので、有効求人倍率が1を超えたというのは公共職業安定所の求人についての話なんです(つまり、ネット求職サイト、派遣会社の求職サイト、紙媒体の求人広告、人材紹介会社などのデータは含まれていません)。もしかすると、統計的にはそれでも有意なのかもしれませんが、具体的な「あなた」が希望する会社や職種が公共職業安定所に求人を出さない限り、「あなた」にとってこの有効求人倍率というのはあまり意味がない数字ということになります。(ちなみにハローワークではこの案件に対して何人の方が応募していますと教えてくれるようです。親切ですね。。。)人気のある会社や職種は有効求人倍率とは関係なく、いつも競争は厳しいという認識が正しいようです。そうなると対策としては、応募者が少なくて自分の希望に近い会社や職種を探す、ということになりそうですね。。。

軍師官兵衛@江戸博物館

 こんにちは。cloud141です。大河ドラマの「軍師官兵衛」の特別展示あるというので

見に行きました。

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今回大河ドラマに取り上げられるまでは、黒田官兵衛というと秀吉の参謀ぐらいの、どちらかというと地味な印象しかなかったのですが、いろいろ関係資料を読んでみると官兵衛の意外な姿が明らかになって非常に興味深くなりました。

<両国にある江戸博物館>

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2014/05/index.html

400年前の文書や刀がきれいに残っているのはすごいなと改めて感じました。官兵衛の兜はすり鉢みたい。。。。展示の最後にあった官兵衛の辞世の句は戦国時代という激動の時代を思い残すことなく、精一杯生き抜いた人の言葉のようでした。。。

 

歴史好きの人はルイスフロイスの日本史を読むとところどころに官兵衛の姿を伝える記述があって、官兵衛や日本の戦国時代の印象がだいぶ変わると思います。。

 

 

 

 

お勧めなのは、やや専門的ですが小和田哲男先生の書いた評伝がよいのでは。。。

官兵衛の人柄をよく伝えていると思います。誠実であると同時に「ビッグピクチャー」を描けた人なんだろうな。。。だから秀吉は官兵衛を頼りにし、同時に畏れたのだと思う。。。

 

 

 

 

大河ドラマでは有岡城から救出された官兵衛は、この後、秀吉ともに飛躍の時代に向かいます。。。

 

<2014/7/23 追記>

あわせてこちらも鑑賞しましょう。。。大泉洋さんの秀吉もなかなかいいですね。。

本能寺の変」から「清洲会議」まで1ヶ月しか経っていない。。。すばやさが秀吉の

勝因なんでしょうね。。。

 

のんびり歩きたい・・・・虎ノ門ヒルズから共同通信社ビルに向かう広い歩道

こんにちは。cloud141です。先日、久しぶりに虎ノ門界隈を散歩しました。虎ノ門ヒルズから共同通信社に向かって広い歩道ができて、のんびり歩くととても気持ちがいいですね。虎ノ門は以前から官庁街、ビジネス街でしたが、ビルの老朽化も目立っていました。だいぶ街並みが変わっていきそうですね。新しい歩道やビルのたたずまいは美しいのに、電線が地上を走っているのは若干、興ざめですが。。。歩道沿いのビルも古いものはやがて建替えられるのかな。。。広い歩道に沿ってレストランやオープンカフェができてくれば、土日も人が増えるのではないでしょうか。虎ノ門ヒルズは地下鉄「虎ノ門駅」と直通になるようです。6月11日開業予定。

 

虎ノ門駅乗降客数> 約10万人ですが、土日はかなり少ないようです。。。

http://www.tokyometro.jp/corporate/enterprise/passenger_rail/transportation/passengers/

 虎ノ門駅の乗降客数は新宿三丁目駅より多いのは意外でした。。。。

 

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広い歩道はあるくと気持ちいいです。。。

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目黒駅前再開発・・・・何ができるんでしょうか

みなさん、こんにちは。cloud141です。25日の日曜日は目黒に行きました。目黒というと私が学生のころから閑静な住宅街というイメージがあって、今もあまり変わらないですね。。。。みずほ銀行があったあたりが、近くにあった古いビルと一緒に再開発されているようです。違う角度から見るとここは以前、バス置き場だったと思うんですが、そこもあわせて開発しているようです。結構広い面積でマンションを作るのかショッピングセンターを作るのか。。。外観からではさっぱりわかりません。

いずれにしても建替えや再開発が起こるのは活気があっていいですね。。。。

                   

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<JR目黒駅からの光景>         <裏側の様子>

 

■JR目黒駅乗降者数は1日約10万人

http://www.jreast.co.jp/passenger/

 

■メトロ目黒駅の乗降者数も1日約10万人

http://www.tokyometro.jp/corporate/enterprise/passenger_rail/transportation/passengers/

もしかすると大半の人が目黒で乗り換えているだけだったりして。。。。

 

<2014/08/14追記>

カカクコムに詳しい情報があったのでリンクしておきます。。http://sumaity.com/mansion_shinchiku/article/redevelopment_201309/meguro.html

 

 

 

 

ダレル=ハフ著「統計でウソをつく法」

みなさん、こんにちは。cloud141です。今日は本の話です。高校生のころ読んだ本で感動したのが、ブルーバックスに入っているダレル=ハフ著「統計でウソをつく法」という本でした。いまだに売れ続けているようですが、さすがに事例や翻訳の文体に時代を感じさせます。それでもこの本で言っていること自体は今でも通用します。ちゃんと本を読んでいただければわかることなのですが、内容的には「広告や新聞記事の統計データの誤り、ウソを見破る方法」が正しいと思います。それをどう勘違いしたのか「統計データを使って相手を錯誤させ、自分の主張を有利にする方法」と読んでしまう人が多いのに驚きます。そういった意味でこの本はその人の本性を炙り出すのかもしれません。学者でないから、それほど厳密に考える必要はないのですが、それでも日常生活の中で「アレ」って思うときが時々あります。私がよく「アレ」って感じるのはランキングです。ランキングって客観的に見えるけれど、注意して記事をよく読むとランキングする基準があいまいだったり、比べるものがそろっていなかったりすることがあります。たとえば、難易度が同じ偏差値の学校でも受験科目が2教科のところと4教科のところは難易度は同じと言えるのでしょうか。。。何が信頼できる情報なのか、というのは難しい問題ですが、なんとなく違和感を覚えたときはこの本に書かれていたことを思い出すことにしています。

 

 

 

 

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)