みなさん、こんにちは。cloud141です。
新宿駅や渋谷駅を歩くと電車の運用は止めずに駅の改修工事をやっています。継ぎ足し継ぎ足しで主要ターミナルは迷路のようになっています。それを改修してわかりやすい駅にしようとしているのだと思います。その技術の高さに感心しながら、これって社内システムの現状によく似ていると思います。
社内システムはSIerに言われるまま、いろいろなシステムを追加したり、あるいは会社によっては情シスよりも事業部のほうに権限があって、事業部主導で勝手にパソコンやクラウドやシステムが導入されていて、誰も全体を管理する人がいない状況になっています。
新卒で入った銀行系のSierでの最初の仕事はCOBOLで書かれたプログラムの変更修正でしたが、当時はいまのようにプログラムの書き方のルールが整っていなかったため、コードの記述が不規則に飛んでいて、プログラムを追うだけでも大変でした。そういうプログラムはスパゲッティプログラムと呼ばれますが、まさに全体像を把握しないで継ぎ足し継ぎ足しでマンパワーに頼って奇跡的に運用されているシステムはスパゲッティシステムだと思います。
「動いているシステムには触れるな」ではなく、どこかのタイミングで、ちょうど渋谷駅や新宿駅のように迷路のようなスパゲッティ状態から抜け出る作業が必要になります。
社内システムがスパゲティ状態のまま、かっこよくM&Aをすればするほど、ますます混乱に拍車がかかってセキュリティに問題が生じたり、不正会計の温床になるのです。


