みなさん、こんにちは。cloud141です。私が小学生のころ、オカルト映画ブームがあってそのころ大変流行っていた映画が「エクソシスト」です。怖い映画が苦手なのでずっと見ないでいたのですが、この連休は時間があったのでamazon primeで見ることにしました。「エクソシスト」はいろいろなバージョンやシリーズ、リメイクがあって、みたのは1973年の一番最初の劇場公開版です。
いまみると当時話題になったほど怖くなかったです。むしろ歳を取ったせいか冷静に見れました。意外と丁寧に作られていて、なぜエクソシストを依頼するようになったのかまでを順を追って説明していました。舞台はイエズス会系の有名な大学があるジョージタウンです。主人公の神父が1976年に公開された「ロッキー」のシルベスタースタローンにちょっと似ています。イエズス会士で精神科医でがっちりした体型でボクシングもするスポーツマン。詰襟の黒の祭服姿のイエズス会士がたくさん出てきます。悪魔と戦い、自分の命を捨ててまで少女を救ったイエズス会士。ラストで悪魔に取りつかれたことはすっかり忘れている少女は訪問してきたイエズス会士の詰襟にキスをします。あれ?なんかイエズス会の宣伝映画みたいだなと思いました。
ちなみに聖書を読むと悪魔につかれた人から悪魔を追い払うイエスの話がたくさん出てきます。
マタイ 9章32-34
マタイ 17章14-21
マルコ 1章21-28
マルコ 9章14-29
ルカ 4章31-37
聖書をよく読んでいるプロテスタントの人たちはこの映画を見ると当然これらの個所を思い浮かべたでしょう。