みなさん、こんにちは。cloud141です。先日のdoodleでマヤ・アンジェロウが紹介されていました。
私は英文学専修を卒業したけれど彼女のことは知りませんでした。アメリカ文学の授業でホイットマンの詩を読まされて、なんだかよっぱらいが書いたような詩でがっかりした記憶があります。
彼女の詩は単に公民権運動を戦った人という以上にもっと深いものがあると思います。
信頼する師に裏切られたり、侮辱された経験がある人、罠にかけられたことのある人には彼女の詩は心に響くはずです。
あるいはこちら。。。
Still I Rise Poem by Maya Angelou - Poem Hunter
特にこの部分がいいですね。
Did you want to see me broken?
Bowed head and lowered eyes?
Shoulders falling down like teardrops,
Weakened by my soulful cries?
それと聖書を知っている人は旧約の詩編を連想するかもしれません。日本ではキリスト教は癒しだったり、GUCCIやPRADAのようなブランドのように受け取られがちですが
本当はもっと深いところから呻くような部分がたくさんあります。そもそもキリスト教はローマと戦って敗れてローマ帝国の奴隷となった人たちの間に広まったのですから。彼女は信者ではないかもしれませんが、その詩はやはりとってもキリスト教的だと思います。
そして、これは私を応援してくれたのだろうと都合よく解釈しています。だって私の名前は”rise”だから。。。(doodleの最後も確かにそうなっています。)