ぶらぶらマーケティング日記

ぶらぶら街中を歩いて思いついたことを記録します。。。

有効求人倍率について

みなさん、こんにちは。cloud141です。最近、新聞などで有効求人倍率が1を超えた、と報道されていますが、これってどうも私の実感と合いません。ネットでの求人などでは都心の有名な会社などの求人では募集人数1に対していまだに2桁から3桁の応募があるそうです。この案件、いま何人の人が応募しています、とわかればいいのですが、募集するほうはできるだけ応募してもらってそのなかから一番条件のいい人を選びたいから、わざわざ応募件数が減ってしまう応募人数は教えないでしょう。一方、応募するほうも、そんな事情はおおよそ察しているので念のため複数に応募します。つまり、そうなるとますます応募者が増えます。可能性が少ないとわかりつつもそうした求職活動をしなければならないのは、つらいものがあります。ちなみに有効求人倍率は「公共職業安定所で扱った月間有効求人数/月間有効求職者数」が算出根拠になっているので、有効求人倍率が1を超えたというのは公共職業安定所の求人についての話なんです(つまり、ネット求職サイト、派遣会社の求職サイト、紙媒体の求人広告、人材紹介会社などのデータは含まれていません)。もしかすると、統計的にはそれでも有意なのかもしれませんが、具体的な「あなた」が希望する会社や職種が公共職業安定所に求人を出さない限り、「あなた」にとってこの有効求人倍率というのはあまり意味がない数字ということになります。(ちなみにハローワークではこの案件に対して何人の方が応募していますと教えてくれるようです。親切ですね。。。)人気のある会社や職種は有効求人倍率とは関係なく、いつも競争は厳しいという認識が正しいようです。そうなると対策としては、応募者が少なくて自分の希望に近い会社や職種を探す、ということになりそうですね。。。