ぶらぶらマーケティング日記

ぶらぶら街中を歩いて思いついたことを記録します。。。

ダレル=ハフ著「統計でウソをつく法」

みなさん、こんにちは。cloud141です。今日は本の話です。高校生のころ読んだ本で感動したのが、ブルーバックスに入っているダレル=ハフ著「統計でウソをつく法」という本でした。いまだに売れ続けているようですが、さすがに事例や翻訳の文体に時代を感じさせます。それでもこの本で言っていること自体は今でも通用します。ちゃんと本を読んでいただければわかることなのですが、内容的には「広告や新聞記事の統計データの誤り、ウソを見破る方法」が正しいと思います。それをどう勘違いしたのか「統計データを使って相手を錯誤させ、自分の主張を有利にする方法」と読んでしまう人が多いのに驚きます。そういった意味でこの本はその人の本性を炙り出すのかもしれません。学者でないから、それほど厳密に考える必要はないのですが、それでも日常生活の中で「アレ」って思うときが時々あります。私がよく「アレ」って感じるのはランキングです。ランキングって客観的に見えるけれど、注意して記事をよく読むとランキングする基準があいまいだったり、比べるものがそろっていなかったりすることがあります。たとえば、難易度が同じ偏差値の学校でも受験科目が2教科のところと4教科のところは難易度は同じと言えるのでしょうか。。。何が信頼できる情報なのか、というのは難しい問題ですが、なんとなく違和感を覚えたときはこの本に書かれていたことを思い出すことにしています。

 

 

 

 

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)